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新卒職員インタビュー 総合ケアコミュニティ・せせらぎ 地域密着型特別養護老人ホーム 神坂 秀一

神坂 秀一

神坂 秀一
平成28年に新卒として入職。介護専門学校卒。介護福祉士を取得。

プリセプター制度がしっかりしている。不安な気持ちを支えてくださる方がいるというのは、すごく心強い存在

― まず初めに、介護業界を目指すことになったきっかけについてお聞かせください

一番最初となると、高校2年生の時に担任の先生に「君は介護に向いているから、そっちの道に進んだらいいんじゃないか」と言われたことかもしれません。

その後、専門学校への進学を考え、マッサージ師や鍼灸師などにも興味を持っていろいろと調べたのですが、やっぱり自分が一番何をしたいか? と考えるようになって。就職するからにはすぐには辞めたくなかったので、「長く続けられる仕事は何がいいかな」と思ったときに、小さい頃から自分のおじいちゃんやおばあちゃん、お年寄りと関わることが好きだったことを思い出しました。そこから「介護の道に進もうかな」と考え、介護の専門学校への進学を決めました。今となってはそのときの決断が、最初のきっかけだったのかなと思います。

― 専門学校生活はいかがでしたか?

1年生のときは、真剣にデイサービスや訪問介護の実習をこなしていました。2年生になるとあまり実習がないこともあり、少し学校をサボってしまうこともあって、今になって悔やんでいる部分でもあります(笑)

とはいえ、実習でいろいろなご利用者様の姿を目にしたことが、今の自分に活かされていると感じます。実習では辛いこともあったんですが、学生時代にそれを経験できたというのは自分にとって大きなもので、経験できてよかったなと思います。だからこそ、今もこうして楽しく仕事できているのかなと。

― 奉優会を就職先として考えたきっかけを教えてください

専門学校では介護施設からの求人票が閲覧できるようになっていたんですが、膨大な量があって、束になっていたんです(笑)。そこで就職先を探すのを迷っていたときに、専門学校の友達が「介護職向けの求人サイトがあるよ」と、ネットで求人を探す方法を教えてくれました。

その求人サイトで自分が使っている沿線上の施設を検索したところ、近所に奉優会の施設があったので、最初は「近い場所にあっていいなぁ」という軽い気持ちで選びました。でも他の施設と違って、奉優会は特別養護老人ホーム(特養)やデイサービスなど、さまざまなタイプの事業所を展開しているので、入社してから自分が「やりたいな」と思ったことに対して、どんどんアプローチしていけそうなところに魅力を感じたのが決め手になりましたね。

あとはプリセプター制度がしっかりしている点も魅力でした。専門学校を卒業して入社しているとはいえ、施設の職員として働くのは初めてのことなので、やっぱり不安だったりする気持ちはあって。それを支えてくださる方がいるというのは、すごく心強い存在でした。

自分から悩み事や分からないことを口に出さなくても、私の気持ちを察して話しかけてくれることも多くて、今もすごく助けられています。

― 神坂さんのプリセプターはどんな方だったんですか?

私は今24歳なんですが、年齢は一回りほど上の方でした。最初ちょっと緊張していたんですが、その先輩はご利用者様と話すのもレクリエーションをするのも、まず自分が楽しんでいる。そのうえで相手も楽しませるように考慮していて、「あぁ、この人がプリセプターでよかったな」と思いました。

今となっては他の職員の方とも問題なくコミュニケーションをとれますが、最初の頃は働いていて分からないことを聞きたいと思っても「誰に声をかけたらいいんだろう?」と迷っていた時期もあったんです。そんな環境でもプリセプターの先輩がいたおかげで、何でも打ち明けることができたので安心でしたし、その先輩が職場にいるというだけで心の支えになりましたね。

自分から悩み事や分からないことを口に出さなくても、私の気持ちを察して話しかけてくれることも多くて、今もすごく助けられています。

― では、そんなプリセプターの先輩に助けられたエピソードがあれば教えてください。

入社してすぐのことなんですが、入浴介助をしていてご利用者様を車いすからベッドに移動させる際に、転倒とまではいかないのですが、バランスを崩してしまったことがありました。そのときはとても落ち込んでしまって、「介護の専門学校に行っていたのに、なんでこんなミスをしてしまったんだろう」とか、「移動の手順も頭では分かっていたのに……」と、自分の技術不足を嘆いていたときに、その先輩職員がいつもと違う私の様子を見て、声をかけてくれたんです。「俺だって似たような経験あるよ。大丈夫、誰でも失敗はあるから」と、先輩自身の失敗談も交えて気さくに声をかけてくれたので、とても助けられました。

― 入職してすぐに2週間の研修を行うと伺いました。研修ではどのようなことに取り組まれましたか? また、印象的な研修内容があったら聞かせてください。

ビジネスマナー研修や座学、現場研修などを行いました。印象に残っているのは、現場研修で行った<優っくりグループホーム鎌田>で、お子さんを背負いながらご利用者様の介助している職員の姿を見たことです。

奉優会では実験的に、職員のお子さんを職場で見守りつつ業務にあたるという取り組みを行っているんですが、ソファでお子さんが泣いているときに、ご利用者様が頭を撫でてあげていて。そんな光景を見て、自分が今まで行ってきた実習では目にしたことがなかったこともあり、すごく新鮮に感じました。

ビジネスマナー研修の名刺交換も印象的でした。奉優会に入社して初めて自分の名刺を持って、同期と名刺の交換の仕方などを学びました。今は施設内での業務が主なので、ほとんど名刺を交換する機会がないのですが、名刺交換の研修は「社会人になったんだな」と実感した瞬間でしたね。

定期研修は情報共有ができる場、そういった意味でも研修があってよかったなと思います。

― 毎月、新卒職員の定期研修を行っていると伺いましたが、どのような内容なのでしょうか?

最初のほうはレクリエーションのやり方から始まって、認知症の方のパターンや対応の仕方、また介護保険はいつできたのかなど制度面の内容も学びました。40名ほどの同期職員を何人かのグループに分けて、毎月研修を行っています。

現在の事業所には同期がいないので、最初は寂しいなと思っていました。でも、毎月同期と研修で会えると、入社したときにはあまり話せなかった人たちとも仲良くなったり、「自分はご利用者様にこう接してるよ」といった感じで情報共有ができる場でもあるので、そういった意味でも研修があってよかったなと思います。

自分は専門学校で学んできているので、知識に関しては再認識というか、改めて「これはそういうことだったな」と思い起こせることができるので助かっています。

― 実際に現場に出てから感じたギャップなどはありますか?

先ほどお話ししたご利用者様のことなのですが、転倒した後はすぐにご利用者様の外傷を確認したり血圧を測ったりしなければならないので、ナースさんに連絡をして対応を引き継がなくてはいけないんです。優先順位が1番なので、専門学校でも「すぐに上司やナースさんに報告するように」と教わっていて、頭には入っていたんですが、実際にご利用者様が転倒したのを見てパニック状態になってしまって。他にもお風呂に入る方が何名もいらっしゃったので、翌日のスケジュールのことが頭をよぎり、焦って報告も遅れてしまったんです。学んできたことでも、実際の現場では咄嗟に体が動かないものなんだという葛藤を抱きました。いまだに自分としては許せない出来事です。

― もうすぐ入職して1年がたちますが、今の心境はいかがですか?

もちろん楽しい時もありますし、これからも奉優会で働くことに変わりはないんですが、正直に言うと辞めたいと思った瞬間もありました。それは仕事でミスをしてしまったときだったり、他の職員とのすれ違いだったり、忙しくてコミュニケーションが取れず落ち込んだこともありました。ご利用者様とは密に関わりたいのですが、時間の関係上ゆっくり対応できないこともあって、そういうときは「少々お待ちくださいね」と言わざるを得なくて。それも自分の中では落ち込むところです。

それでもご利用者様が笑顔を見せてくださったり、「あなたでよかった」「あなたなら信頼できる」とか、「あなたと一緒に頑張りたい」というお言葉をいただけると、もっと頑張ろうって思えるんです。

5年以上先の目標にはなってしまうのですが、まずはそこを目指して毎日、頑張ろうと考えています。

― いま現在の"仕事においての目標"を教えてください。

現在は普通の介護職員として、介助などいろいろなことに関わらせていただいているのですが、相談員としてご利用者様のお宅へ伺って、情報を収集して現場の職員に共有するという仕事もしてみたいなと、興味が湧いているところです。職場の相談員さんを見て、まだ本当に憧れているだけなんですけど、やってみたいなと。

資格を取らなければいけないので5年以上先の目標にはなってしまうのですが、まずはそこを目指して毎日、頑張ろうと考えています。

― この春からは後輩職員ができるわけですが、お気持ちはいかがですか?

去年がすごく早く過ぎてしまって、まだ実感はないんですけれども(笑)。自分は入職したときに「どうしよう、どうしよう」っていう戸惑いがあったので、同じような気持ちを抱いている後輩に対して、ちゃんと親身になって相談に乗りたいと思います。

プリセプターの先輩が本当に憧れの存在なので、その先輩のようになれるよう頑張りたいです。

― では、介護職に"向いている人"はどんな人だと思いますか?

よく"優しい人"とは言われていますが、あまり生真面目すぎないほうがいいのかもしれません。自分を追い込みがちになってしまいますし、そのあたりは少し緩く、肩の力を抜いて取り組める人のほうが向いているのかもしれませんね。自分はけっこう追い込んで考えすぎてしまうほうなんですけど(笑)

新入職員教育の流れ

  1. 内定(内々定)
  2. 内定式
  3. 入職式
  4. 新入職員研修(2週間)
  5. 初任者研修(3~6か月)
  6. 新卒定期研修
<研修内容>
  • 法人概要
  • 介護保険制度
  • マナー研修
  • 介護技術研修
  • 現場研修  など
  • 認知症
  • レクリエーション
  • プレゼンテーション
  • ケアプラン
  • 介護予防事業
  • 機能訓練の考えた
  • ターミナルケア  など

各種研修制度が充実しています!

新入職員研修

入職してから2週間の集合研修を行います。
法人の概要から始まり、介護技術研修、社会人に必要なマナー研修、現場研修など様々なことを学びます。

プリセプター制度

1人の新入職員に1人以上の先輩職員が1年間プリセプターとしてついてくれます。プリセプターの先輩は仕事以外の悩みなどを一緒に解決してくれます。プリセプターに任命された先輩職員は「プリセプター研修」を受講して新入職員に寄り添います。

新卒定期研修

現場に配属されてからも、1年間は毎月集合研修を行います。介護保険制度、認知症、機能訓練、ターミナルケアなどの専門知識研修は、法人内のプロフェッショナルが講師となります。

新卒フォローアップ研修

新卒1年目の研修が終了しても、新卒2年目から6年目までは、年に2回集合研修を実施。成長できるチャンスは常にあります。同期・先輩・後輩の顔を見て、情報交換できるのが安心です。研修後は恒例の懇親会です!

  • 介護技術研修
  • 介護技術研修
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  • ビジネスマナー研修
  • 安全運転講習会
  • 事例研究発表会
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  • リーダー研修

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